「希望の金額で売りたいけれど、安くしないと売れないのかなぁ」などと、売却に関しては不安になることが多いもの。誰もが不動産はなるべく高く、早く売りたい!と思うのが一般的でしょう。
実際に高く、早く売るためには、どんなところに気をつければいいのか、3つのポイントについてご紹介します。
早く売るポイントは、相場を知ること!
住まいの売却にあたりどれくらいの価値があるのか、まずは査定してもらい、近隣の売却事例など平均的な価格を知っておきたいものです。その後、査定金額をもとに実際に広告で表示する販売価格を設定します。
なるべく高く売却したいと考えがちですが、相場からかけ離れた金額にすると、問い合わせも少なく、売れるのに時間がかかることになりかねません。
販売価格を最終的に決めるのは売主なので「査定金額より高めのいくらにしたい」と希望してもOKです。
不動産会社によっては、媒介契約を結びたいために査定金額を高くしたり、売主が希望する価格が高いと思ったりしても、そのまま受け入れることがあります。
結局あとで値下げすることになって、困るのは売主側です。不動産会社は相場を把握しているプロ。査定金額の根拠、適正な金額はどのくらいかなど、具体的なアドバイスをじっくり聞いたうえで希望価格を伝えましょう。
たとえば購入希望者が「3月までにこの学校区で」と、時期やエリア、学校区を限定で探している時や、売却物件が少ないシーズンや地域である場合は、相場より高く売れることもあるようです。
やはりその時の需要と供給のバランスによります。
高く、早く売るための2つめのポイントは、見学に来た買い手側に物件をより良く見せることです。
自分が見学に行くと考えた時、いくら立地や間取りが良くても、暗くて部屋が乱雑だったらマイナスイメージしか残りません。
物件そのものが一番いい状態で見てもらえるように工夫が大切です。
内覧は、とても重要。
買い手は、家に入ってからたった6秒で買うか買わないかを決めてしまうといわれています!
まずは清掃、整理整頓を心がけ、不用品も処分しておきます。
すっきりと明るいイメージになるように心がけ、見学者が来る前は換気も充分しておきたいものです。
・室内外とも整理整頓されているか
・水まわりは清潔に保たれているか
・室内に臭い(生活臭、ペット臭)がなく、さわやかか
・庭や花壇は手入れされているか
明るいイメージを持ってもらうため、日当たりのいい家でも照明をつけておく方法も。
売主側も身だしなみを整えておくほうが好印象になります。いくら休日でも、寝起きでウロウロしている家族がいないようにしたいものです。
また、見学者からの質問には丁寧に答え、周辺環境や最寄りの医療機関や買い物施設など、生活していくうえでの情報も伝えておくと効果的でしょう。
スマホなどのネットで情報を探す方が増加しており、写真撮影、物件情報量にこだわることで、一組でも多くの方にご興味を持っていただけるように心がけております。
内覧の際にはアピールポイントをお伝えすることはもちろん、安心してご購入いただけるよう、修繕が必要な部分やリフォームのご提案を致します。
不動産会社(担当者)は、パートナー。信頼できる不動産会社(担当者)を選びましょう!
不動産売却では、媒介(仲介)を依頼する会社や担当者によっても売れる金額や時期が大きく変わります。
最後のポイントとしては、どこが自分たちの所有物件を信頼して任せることが出来るか確認しておきましょう。
売主の希望を聞いて実際に情報を流したり、広告を出したりして買い手を見つけてくれるのは不動産会社の担当者です。
自分たちの話をきっちり聞いてくれる人もいれば、熱意が感じられないと思うケースが出てくるかもしれません。
不動産仲介業者等の場合、それぞれの業務の一連の流れを、担当者一人で全て行います。
仲介業であれば、販促用のチラシ作成、不動産査定、物件案内、ローン担当者とのやり取り、重要事項の説明など1から10まで全ての業務です。
一部担当する業務を分けていたりする部分もありますが、基本的には一人で業務を行います。
サービスの質については会社の力よりも、個人の力によるものが大きいと言えます。
また、大手不動産業者ではフランチャイズ制度を採用し、規模の拡大を行っている会社があります。
ノウハウや研修プログラムにより、安定したサービスの提供がしやすい反面、思わぬ所で不祥事が出てしまうこともあります。
このように、不動産業は他の業種には見られない特殊な働き方をしているといっても過言ではありません。
会社の知名度だけで判断しても、あまり意味がないものとなります。
親身になって相談に乗ってくれて、不動産のプロとしての経験や知識をもってアドバイスしてくれる担当者を選ばれることをお勧めします。
知名度の高さなどからつい自分の知っている会社を選んでしまいがちですが、その会社が良いかどうかは担当者がつくまで分かりません。あなたがその会社を知っている理由は、主に認知度を高めるための広告費用を沢山使い、宣伝を多くしているにすぎないことが多いのです。
あまり会社の大きさには拘らず、担当者の誠実さを判断するようにしましょう。
会社規模の拡大は目標ではなく人に寄り添える不動産会社として、売却のご相談は不動産業界歴10年以上の担当者でご対応させていただきます。
売却後も安心の一生涯パートナーとしてサポートさせていただきます。